本革・レザーリペアのプロフェッショナル 株式会社モックス
クリーンング等のお手入れでは落ちない汚れ・塗装の擦れ等があります。 しかし、別の製品を新調しても同じことの繰り返し、革は使用していけばいずれトップクリアはとび、 表面は擦れるものです。擦れ等を放置して修復が利かなくなる前に、早めのリペアがお勧めでございます。
全体的に黒ずみが目立ち、クリーニングをしただけでもトーンが明るくなりましたが、塗装面の擦れも少し見受けられましたので、座面・アームを中心にカラートリートメントいたしました。
事例詳細はこちら→
コルベットの内装をリペアいたしました。革の風合いを重視すると、パテはあまり使いたくないのですがこのレベルでヒビ割れていると形成が必要です。しかし、下処理を入念に行いパテを極力使用しない方向でカラートリートメントいたしました。
車両やインテリアに多く使用されるピグメントというタイプの革は、真皮とその上の塗装面の二層に分かれております。 革はどのように傷むのか、一般的な経年劣化を例に、革の断面図を見ながらご説明させていただきます。 こちらのコンテンツは革の劣化を順番にご説明しております。1〜2の説明はこちらです。
クリーニングやリペアは、一度きりで永久にお手入れをしなくても良いというものではございません。 数年に一度のペースで行っていただくと、革の持ちが違います。