before
after
【解説】
二人掛け・三人掛け のソファーをそれぞれ施工いたしました。
どちらとも、アーム・座面の擦れが顕著でしたが、元々 やわらかく質の良い革でのお作りだった為
カラートリートメントで充分普及が出来ました。
お客様にもご質問いただいたことでございますが、
多くの場合 リペアは顔料(塗料)にて施工を行います。
特にこちらのソファーのように、顔料が薄いセミアニリンのタイプは、
(特にこちらのソファーはセミアニリンの中でも顔料の膜が薄いタイプでございました。)
どうしても『塗料を上に塗った感じ』が出てしまいます。
革と一言に言っても、風合いは一つとして同じものがないと思っております。
全体的に綺麗になっても、極力 施工前の雰囲気を変えずにという施工が求められると思います。
そういった意味で、施工前に比べ 今回は『塗った感じ』がすると思いますが、
まだらになった模様や、傷を補修するという点で 必要な施工方法であることをお客様もご納得くださいました。
仕上がりは、お客様にお喜び ホッと一安心いたしました。
遠方よりご用命いただいたにもかかわらず、別のソファーで二度目のご用命をくださいました。
リピートでご用命をいただくことは、確かに気に入ってくださったという証拠だと
私共も大変嬉しく思います。
次のソファーも、丁寧な施工を心がけます！！
