種類の多さにびっくり!カテゴリー別にご説明いたします。
牛革は年齢や牡牝によって分類されます。
なめしの原皮と考えれば牛皮と書きますが、ここではあえて牛革と表示します。
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・カーフ(Carf)
生後6ヶ月以内の仔牛の革。
繊維が細かく滑らかです。
上質ですが、面積が小さいため価格も高価です。
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・キップ(Kip)
生後6ヶ月〜2年以内の中牛の革。
カーフより繊維が粗くなるが、厚手で加工しやすいというメリットがある。
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・カウ(Cow)
生後2年の牝の成牛(既出産の牝牛)の革。
厚手で丈夫な革です。
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・ステア(Steer)
生後3〜6ヶ月に去勢された牡の成牛の革。
面は粗くなりますが、耐久性に優れているため、最も多く使われています。
※去勢する意味・・・去勢していない牛は気が荒く、牛どうしで喧嘩をしたり
囲いや建物等に当たったりします。
これによって出来てしまうキズを防止するということです。
(生前にできた傷をナチュラルマーキングとも呼びます。)
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・ブル(Bull)
生後3年以上の牡の成牛の革。
キメは最も粗くなりますが、大面積で厚く丈夫です。
しなやかさより耐久性を求められる製品にしようされています。
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